第四章から引き続きみてくれた方、ありがとうございます。
まだみていない方はこちらからどうぞ。
では今回から受動態を学んでいくのですが、そもそも受動態って何?っていう話ですよね。
実は今までやってきた主語が行動するような表現のことを能動体と言うんです!
今回話す受動態はこの能動体と逆で、主語が「何かされる人や物」になる表現なんですね。
では早速詳しくみていきましょう。
受動態
受動態:目的語Oを主語Sに変えた表現のこと。
ex)I love you.⇔You are loved by me.
このように愛されている「あなた」が主語になっていますね。(75)
受動態の作り方:まず原文のOをSにする。→Vをbe Vppに変える。→by+動作主を後ろにつける。
ここで注意なのは、最後につける動作主は目的格でなければいけません!
ex)I→me, He→him (87)
注)受動態には原文のOが必須なので第3,4,5文型でしか使えません!
第三文型の受動態:S V O→S be Vpp by 動作主
ex)He throw his bag.⇔His bag is thrown by him.
過去形だったら?
ex)He threw his bag.⇔His bag was thrown by him. (100)
第四文型の受動態:S V Oa Ob→①S be Vpp Ob by 動作主 ②S be Vpp Oa by 動作主
ex)Maria gave him a massage.⇔He was given a massage by Maria. (86)
第五文型の受動態:S V O C→S be Vpp C by 動作主
ex)Asami made him happy.⇔He was made happy by Asami.
様々な受動態
群動詞:laugh at, look at, take care ofなど「動詞+前置詞」のセットで使う言葉を群動詞といいます。
群動詞の受動態:ex)She take care of me. ⇔I am taken care of by her.
of by に違和感を感じるかもしれませんが、take care of で一つの動詞と考えると、スッキリしませんか?
by以外を伴う受動態:ex)This futon covers me.⇔I am covered with this futon.
例のbe covered withのようにbyではなくwithのような前置詞を使うものもあります。(93)
お疲れ様でした、これで受動態はとりあえず終了ですね!受動態はどこの英文にも必ず含まれているのでしっかり意味と構造を読み取れるようにしましょう!
次回は疑問詞、その次は不定詞でこの100字以内解説は終了となりますので頑張っていきましょう!
参考文献
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