こんにちは枯葉鯨です。
では早速問題に入っていきましょう。
一度自分で解いてみてくださいね。
問題
1-1 aを整数とし、2a−√5の整数部分は2であるとする。
(1)aの値を求めよ。
(2)このようなaに対して、\frac{2}{a-\sqrt{5}}の小数部分をx、\frac{\sqrt{2}+\sqrt{10}}{\sqrt{a-\sqrt{5}}}の小数部分をyと置く時、8x^2-6xy+y^2の値を求めよ。
解説
(1)整数部分が2とわかっているので範囲を絞り込んであげましょう!
2\le\frac{2}{a-\sqrt{5}}<3
こちらを解いてあげればa=3と分かりますね。
(2)先ほど求めたa=3を式に代入していきます。
\frac{2}{a-\sqrt{5}}=\frac{2}{3-\sqrt{5}}
\frac{\sqrt{2}+\sqrt{10}}{\sqrt{a-\sqrt{5}}}=\frac{\sqrt{2}+\sqrt{10}}{\sqrt{3-\sqrt{5}}}
さてxについては\frac{2}{a-\sqrt{5}}の整数部分が2とわかっているので、
x=\frac{2}{3-\sqrt{5}}-2=\frac{\sqrt{5}-1}{2}
と分かります。
つづいてyを求めていきます。
まず\sqrt{a-\sqrt{5}}を整理すると。
\frac{\sqrt{10}-\sqrt{2}}{2}
これを元の式に当てはめて整理をすると
\frac{\sqrt{2}+\sqrt{10}}{\sqrt{3-\sqrt{5}}}=3+\sqrt{5}
となります。
整数部分は5とわかるので、
y=3+\sqrt{5}-5=\sqrt{5}-2
であることが判明しました。
あとは各々の好きな方法でx,yを代入していただくと、答えは\sqrt{5}となります。
お疲れ様でした、慣れていない方だと少し難しかったかもしれませんね。
これから一緒にどんどん力をつけていきましょう!
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